トカイナカの駅から１～２時間に１本の電車に乗って、近郊の町へ行きました。

まだまだ田舎とまでは言えない地域です。公共交通は不便だけれど、自家用車を使えば駅まで２０分位なのですから。

この辺まで来ると、不動産がとても安そう。大きめの家に畑付き。農業をして自給自足の生活をしてもいいし、ガーデニングもしたい放題。セカンドハウスにして、週末にレジャー基地として使うというのも良いかも。ペットも自由に飼えます、というか、防犯のために番犬が必要かもしれません。

ただ、この地域の未来はどうなるのでしょう。付近には、昭和時代に建てられたと思われる家々が建っています。あと２０年もしたら、建て替えか取り壊しになるでしょう。その時に家の主がご健在のままであるとは思えません。何か人口が増える要素がなければ、全国的な人口減少に伴って、この地域は限界集落になって、残った人達の田畑が野生動物たちのエサ場になるかもしれません。テレビの「ポツンと一軒家」が人気ですが、あれは地方都市郊外の住宅地の未来の姿なのかもしれません。