おひとりさま高齢者が落ちる穴(スマホ)
数年前のこと、駅のそばでお爺さんが子供のように泣いていました。その様子から、認知症が始まっているように見えました。
泣いていた理由は、「買ったばかりのスマホを入れたバッグを置き引きされた」ということでした。お爺さんはとりあえず帰宅し、ヘルパーさんか誰かに援助を求めるようでした。
聞いていてとても腹が立ちました。既に相当頭が弱っているような老人にスマホを売りつけるなんて、販売店は金の亡者ではありませんか。店名が知りたかったわ。
でも、もしかしたら、お店の人はお爺さんの様子から、「この人がスマホを使いこなせるとは思えない、でも本人が購入を希望している以上拒否することもできない」という状態だったのかも。
また、スマホ購入には申込手続きが必要で、認知の入った人が記入するのは困難かもしれません。という事は、誰かに手伝ってもらって購入したのか...。
こういう事があると、「歳を取って頭が弱ってきたら、信頼できるサポーターが必要だ」と思います。親身になってアドバイスしてくれる人が欲しい。だけど、家族のいないおひとりさまにとってそれがどんなに困難なことか…。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。