シニアの暮らしルポ本
シニアの暮らしを取り上げた、新書版のルポルタージュ本を読みました。多くのシニアにインタビューを行ったのだとか。
読んでみて、著者の私見がとても強いと感じました。著者の意図に沿うように、インタビューの言葉を選んでいるみたい。例えば、「貧困に苦しむシニア」というのがテーマならば、それに該当しない人、たとえば「金持ちではないけどそれなりに楽しんでいるよ」という人の言葉は小さくなって、テーマに合った言葉ばかりが強調されるのです。だから、インタビューに答えた人の意図とは真逆の記述になっているかもしれません。そんな印象を受けました。
これでは、同じ回答の言葉を、ルポライターの意図次第でどんな結論にでも結びつけられそう。
それに、せっかく時間を取ってルポライターのために話を聞かせてくれた取材相手(一般庶民)を見下すような、上から目線の言葉もあって、とても残念に思いました。こういうのを読むと「インタビューを受けるのって怖い」と思ってしまいます。
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